ナレッジを中心とした組織というのは
誰かを蹴落として優劣を付けるような競争を
持ち込んでしまっては 成長が止まってしまいます。
良くありますよね
営業部のノルマと実績のグラフなんかが掲げられていて
達成者には湛えるような歩合制があって
それを目標に組織が動いているなんてね
でも これは組織ナレッジの共有化を妨げる作用が
強く働いてしまいます。
ではどうするか
それは ベストプラクティスをクローズアップして
競争するような組織にすることだと思います。
ベストプラクティスを持っているヒトは誇らしく
そうでないヒトは焦る そんな空気が組織に出来ると
数字の競争による優劣というのは曖昧のままなんですが
仕事に対する姿勢に関しては 緊張感が保てますから
自ずと 組織の活性化が図れるものです。
それと 同時に失敗したビジネスについて
徹底的にその理由を分析し
その情報もナレッジとして
公開する文化を用意する必要があります。
その分析と情報公開
及び その後のフォローがしっかり行われたなら
失敗については その責任を問わず
なんていうルールを用意すると
ますます 活気のある組織が出来上がります。
もちろん ナレッジの共有化に伴って
問い合わせの多いナレッジについては
表彰するなんていう制度を組み入れれば
なおさらいいですね。