短期間で描いた事業計画ではありますが
それなりにまとまったものに仕上がったと思っております。
しかし 残念なのは知財ビジネスという視点でビジネスを展開すると
お金と時間が必要であり 安直には行かないという事実ですね。
一応この事業計画の目的が 自分の棚卸と 新規事業を考えたとき
いま ビジネスとして可能性のあるのは何かを調査し モデル化すること
そして 市の起業家支援の補助金を出して頂くことでしたので
一応 その目標は達成することが出来たわけです。
しかし ビジネスモデルを具現化するには 力不足という現実が
目の前にドッカンとやってきましてね ここからは地道な活動が
続くことになるわけですが まぁ~ それは どんな事業を始めても
同じ苦労をすると考えると 大したことではないかもしれません。
でも この事業計画を書いているときは
とても充実していたことを覚えています。
5-1 現在の事業段階
現在、さかい新事業創造センターに入居され
自治体を対象にSI企業として活動されているオフィス匠との
顧問契約が完了いたしました。
5-2 今後の計画
パンフレットの作成及びクライアントの開拓 Knowledge Asset System の
パンフレットを作成し 中国地方を中心とした全域の中堅企業
自治体 インキュベーションセンターを対象に
クライアントの新規開拓の活動を展開してまいります。
Knowledge Asset System のデモ環境を開発し公開することで
提案力を高めてまいります。
5-3 年度別事業計画
第1期:クライアント新規開拓期間 ( 新規に3件開拓 )
第2期:Knowledge Asset System デモ環境の構築及び公開
第3期:さかい新事業創造センター内のKnowledge Asset Systemの
本格的稼動
マイルストーンを個人事業から企業化するかどうか検討します
第4期:Knowledge Asset System のWEBポータルサイトを構築
第5期:Knowledge Asset System のWEBポータルサイトを使った
オークションの企画検討
5-4 既存の事業と比較した製品・サービスの特色
( ア )製品・サービスの新規性、独自性
マイルストーンの事業の独自性は 組織に眠っている知識や
ノウハウ 開発途上にある研究開発のテーマを対象とした
知財ビジネスの企画提案を行っていることにあります。
( イ )製品・サービスを支える新技術、ノウハウ等
マイルストーンの市場調査・ヒヤリング・アンケート等の
データの分析は 雇用能力開発機構のGIS委員会や
CADトレース技能審査委員として活動した際 利用した
テキストマイニングを使った定性市場分析手法を用います。
5 - 5 製品・サービスの市場性、販売等の見通し
( ア )市場動向、将来性、市場規模
中小企業の抱える問題点は、過去の調査結果から
以下の三点であろうと予想しています。
1、長年同一企業から注文をもらっているうちに
新規に顧客を開拓するパワーを失ってしまっている
2、過去、自社製品を作って市場に出したことがあるが
実績が思うように上がらなかった経験があり新商品の
アイディアはあっても製品化することを躊躇してしまっている
3、自社の技術力、製品開発力等を地域の枠を超えて
拡販活動をしたことがない。
この中小企業の問題点を解決する手段のひとつが
組織に眠っている知識やノウハウ 開発途上にある研究開発の
テーマを対象とした知的財産を市場に送り出すことであろうと
考えています。
知財ビジネスは 大手企業やTLO インキュベーションセンタ等
が中心となり 中小企業をも巻き込んで マーケットを成長させ
てゆくものと予想されます。経済産業省の予想している知財
ビジネスの市場規模は、2010年に300兆円になると発表されて
います。マイルストーンの前には 無限に広がるマーケットが
あると考えています。
( イ )販売計画、既存事業との競合状況
現在、マイルストーンの売上のベースは オフィス匠との
顧問契約ですが クライアントを増やしながら 売上の増加を
図ってまいりたいと考えています。その際の競合は パテントを
多く保有している大手企業・関連企業が市場をコントロールする
目的で ライセンスを公開しなかったり ライセンス使用料を
高く設定し利用しにくくしたりする場合 競合となりえます。
これらに対応する策としては、技術の用途開発力であろうと
考えています。新規市場を開発する実力が マーケットにおける
発言権をもたらし 競合企業を交渉のテーブルに付けさせることに
繋がるものと考えています。
5-6 今後3年間の売り上げ計画
第1期 5,000,000
第2期 9,000,000
第3期 12,000,000
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