2011年2月18日金曜日

5. 事業概要

短期間で描いた事業計画ではありますが

それなりにまとまったものに仕上がったと思っております。

しかし 残念なのは知財ビジネスという視点でビジネスを展開すると

お金と時間が必要であり 安直には行かないという事実ですね。

一応この事業計画の目的が 自分の棚卸と 新規事業を考えたとき

いま ビジネスとして可能性のあるのは何かを調査し モデル化すること

そして 市の起業家支援の補助金を出して頂くことでしたので

一応 その目標は達成することが出来たわけです。

しかし ビジネスモデルを具現化するには 力不足という現実が

目の前にドッカンとやってきましてね ここからは地道な活動が

続くことになるわけですが まぁ~ それは どんな事業を始めても

同じ苦労をすると考えると 大したことではないかもしれません。

でも この事業計画を書いているときは

とても充実していたことを覚えています。 

 

5-1 現在の事業段階

現在、さかい新事業創造センターに入居され

自治体を対象にSI企業として活動されているオフィス匠との

顧問契約が完了いたしました。

 

5-2 今後の計画

パンフレットの作成及びクライアントの開拓 Knowledge Asset System の

パンフレットを作成し 中国地方を中心とした全域の中堅企業

自治体 インキュベーションセンターを対象に

クライアントの新規開拓の活動を展開してまいります。

Knowledge Asset System のデモ環境を開発し公開することで

提案力を高めてまいります。

 

5-3 年度別事業計画

第1期:クライアント新規開拓期間 ( 新規に3件開拓 )

第2期:Knowledge Asset System デモ環境の構築及び公開

第3期:さかい新事業創造センター内のKnowledge Asset Systemの

本格的稼動

マイルストーンを個人事業から企業化するかどうか検討します

第4期:Knowledge Asset System のWEBポータルサイトを構築

第5期:Knowledge Asset System のWEBポータルサイトを使った

オークションの企画検討

 

5-4 既存の事業と比較した製品・サービスの特色

( ア )製品・サービスの新規性、独自性

    マイルストーンの事業の独自性は 組織に眠っている知識や

ノウハウ 開発途上にある研究開発のテーマを対象とした

知財ビジネスの企画提案を行っていることにあります。

( イ )製品・サービスを支える新技術、ノウハウ等

    マイルストーンの市場調査・ヒヤリング・アンケート等の

データの分析は 雇用能力開発機構のGIS委員会や

CADトレース技能審査委員として活動した際 利用した

    テキストマイニングを使った定性市場分析手法を用います。

 

5 - 5 製品・サービスの市場性、販売等の見通し

( ア )市場動向、将来性、市場規模

    中小企業の抱える問題点は、過去の調査結果から

以下の三点であろうと予想しています。

    1、長年同一企業から注文をもらっているうちに

  新規に顧客を開拓するパワーを失ってしまっている

    2、過去、自社製品を作って市場に出したことがあるが

  実績が思うように上がらなかった経験があり新商品の

  アイディアはあっても製品化することを躊躇してしまっている

    3、自社の技術力、製品開発力等を地域の枠を超えて

  拡販活動をしたことがない。

     この中小企業の問題点を解決する手段のひとつが

 組織に眠っている知識やノウハウ 開発途上にある研究開発の

 テーマを対象とした知的財産を市場に送り出すことであろうと

     考えています。

 知財ビジネスは 大手企業やTLO インキュベーションセンタ等

 が中心となり 中小企業をも巻き込んで マーケットを成長させ

 てゆくものと予想されます。経済産業省の予想している知財

 ビジネスの市場規模は、2010年に300兆円になると発表されて

 います。マイルストーンの前には 無限に広がるマーケットが

 あると考えています。

( イ )販売計画、既存事業との競合状況

    現在、マイルストーンの売上のベースは オフィス匠との

顧問契約ですが クライアントを増やしながら 売上の増加を

図ってまいりたいと考えています。その際の競合は パテントを

多く保有している大手企業・関連企業が市場をコントロールする

目的で ライセンスを公開しなかったり ライセンス使用料を

高く設定し利用しにくくしたりする場合 競合となりえます。

これらに対応する策としては、技術の用途開発力であろうと

考えています。新規市場を開発する実力が マーケットにおける

発言権をもたらし 競合企業を交渉のテーブルに付けさせることに

繋がるものと考えています。

5-6 今後3年間の売り上げ計画

第1期  5,000,000

第2期  9,000,000

第3期 12,000,000

スライド8

スライド9

スライド10

スライド11

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