会社の成長と共に 経営者・社員に求められる
モラルやスキルというのは 変わってゆくものだと
覚悟しておかなければならないと思うのですが
なかなか難しいようでして 会社の急成長に
経営者も社員も付いて行けなくなってしまいました。
社長の言動が急変したのです
いつも社員の生活を気にしていた 思いやり一杯の社長が
社員の悪口を 人前で平気で言うようになったんです
「馬鹿ばっかりや」
服装が急に派手になったんです
「トラ柄の裏地」
仕事ではないと思われる電話が増えました
「社長いらっしゃるかしら」
秘密が増える
社長室にこもり 一部の社員tとだけ話をするようになり
会議に出席したがらなくなってしまいました
「うるさい」
経理・財務について語らなくなる
「任せろ・監査役と相談する」
業務提携・M&A・パテント契約といった
リスクの高いビジネスでありながら事後承諾ばかりになりました
「決めたから よろしく」
癌の手術でしばらく休職していた私の目の前に
突きつけられた現実を 冷静に受け入れることは難しく
腹の立つことが多くなると同時に 気持ちが萎えてゆくんですね
勝手にしやがれってね ・・・
でも 上場に至までには 超えなければならない
山が本当に沢山ありましたから
上場を果たした途端 天下を取った気になった
社長の気持ちも分からないわけではなく
社会的責任のある会社になったことを肝に免じ
リデザインに必死になる日々が続くことになるわけです。
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