2011年4月3日日曜日

社長が変貌

会社の成長と共に 経営者・社員に求められる

モラルやスキルというのは 変わってゆくものだと

覚悟しておかなければならないと思うのですが

なかなか難しいようでして 会社の急成長に

経営者も社員も付いて行けなくなってしまいました。

 

社長の言動が急変したのです

いつも社員の生活を気にしていた 思いやり一杯の社長が

社員の悪口を 人前で平気で言うようになったんです

「馬鹿ばっかりや」

 

服装が急に派手になったんです

「トラ柄の裏地」

 

仕事ではないと思われる電話が増えました

「社長いらっしゃるかしら」

 

秘密が増える

社長室にこもり 一部の社員tとだけ話をするようになり

会議に出席したがらなくなってしまいました

「うるさい」

 

経理・財務について語らなくなる

「任せろ・監査役と相談する」

 

業務提携・M&A・パテント契約といった

リスクの高いビジネスでありながら事後承諾ばかりになりました

「決めたから よろしく」

 

癌の手術でしばらく休職していた私の目の前に

突きつけられた現実を 冷静に受け入れることは難しく

腹の立つことが多くなると同時に 気持ちが萎えてゆくんですね

勝手にしやがれってね ・・・

 

でも 上場に至までには 超えなければならない

山が本当に沢山ありましたから

上場を果たした途端 天下を取った気になった

社長の気持ちも分からないわけではなく

社会的責任のある会社になったことを肝に免じ

リデザインに必死になる日々が続くことになるわけです。

 

スライド8

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