進歩・発展と復活・復古は同時に起こる
世の中の変化は否定の否定を引き起こすことがある
というお話を致しましたが もうひとつ面白いものに
量が質を越えるというお話です
昔から読書嫌いで
国語の授業で習っていることが全く分からず
「この言葉は どこに掛かっていると思いますか?」
「作者の意図は何でしょう?」
こんな質問をされても 何を言っているのか
質問の意味がサッパリ分からなかったものです
そんな劣等生も 社会に出て知識不足に目覚めますとね
そりゃ~もう片っ端から本を読みあさりましてね
とにかく 知識コンプレックスから抜け出そうと
必死に足掻いたものです
でも 本に書かれている内容の何十分の一も
理解出来ていなかったと思いますね
当時は インターネットも無いわけですし
知恵蔵なんて分厚い現代用語辞典を片手に
分からない言葉を調べながら読むんですが
調べた言葉の説明が これまた分からないときたもんで
ホンマニ コンプレックスの固まりでした
でも とにかく新しい本を読み続けたんですね
そうしましたらね ある日のことです
書かれている文章に知っている単語が並ぶようになったんです
驚いたことに 生まれて初めて 本に書かれている内容を
理解しながら読み進めている自分がいたんですね
感動です!
その時 思ったんです
勉強というやつは 質を高くして少量を繰り返すやり方と
とにかく量をこなすことが 質を生むというやり方の
ふた通りがあって これを意識することで
早期に知識コンプレックスから解放されるかもしれないとね
そう ここでいう量とは
例えばビジネス書 専門書で言うなら
1 10 100 1000 10000 というラインがあります
10というボーダーラインが 言葉に慣れるライン
100が 業界で語られる話が分かるようになるライン
1000が 業界人として見られるライン
そして 10000が 専門家の仲間入りのライン
ということになりますかね
ですから これを世の中のビジネスに照らしてみるならば
ユーザーの数が ある一定量を超えると
コストも機能も急速に変化を遂げる
こういう言い方が出来るわけですね
インターネット BLOG twitter facebook ユビキタス・・・
いろんなキーワードが それを証明していますね
ビジネスを捉えるときのポイント
それは 量が質を変えるタイミングというものがある
ということですね
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