手塚治虫という天才漫画家の描いた
壁掛けカラーテレビや携帯電話などは
ゴクゴク当たり前の世界になっていますが
なぜ 戦後間もない頃 ひとりの漫画家の頭の中で
何十年後に具現化するであろう製品を
描くことが可能だったんだろうかと不思議に思ったものです
でもね ひとつ アレ!って思ったことがあるんです
・・・ それは
新しいモノとは 現在の技術を踏み越えてゆくんではなくて
目の前で展開される いろいろな技術の進化を経験する中で
ある時 同じ場所に戻ってみたら
なんと 昔の立ち位置より 一段 高い場所に立っていた
そんな感じではないかと思ったんですね
自分の立っている位置から下を見たら
昔と同じ場所なのに
横から見たら 昔より少し高くなっている
それが 新しいモノの見方ではないかと思うわけです
人とのコミュニケーションを見た時
昔は手紙くらいしか 連絡を取り合うことが出来ませんでしたのに
電話が登場し 携帯電話が登場し eメールが登場したことにより
人とのコミュニケーションは 手紙の時代より
もっと 頻繁に もっと手軽に もっと多くの人達と
コミュニケーションを図る文化が浸透しましたね
どうも 新しいモノというのは
古いモノを排除して のし上がってくるのではなく
古いモノを ひとつの文化 ノウハウ 知恵として
インクルードさせながら 新しい技術が復活させると捉えると
なんとなく 将来を予見することが出来るような気がしませんか?
0 件のコメント:
コメントを投稿