4.運営業務に関する作業報告
(1) 準備作業
① 体験講習テキストの作成
◇最近の若者の傾向
◇山口での企業に必要な基本的発想
◇ビジネスモデルを考える時知っておくべき法律
◇創業のための決算書入門
② 会場設営作業
スタッフ全員で 初日は 机を取り払った形でスクリーンを取り囲むような
レイアウトにした。二日目は 机を使った作業があったので 真ん中の
通路を挟んで二列の机の両側にふたり掛けで座る形のレイアウトにした。
16日の座席の状況
初日は 参加者と講師の距離が近いこともあり マイクは使わなかったが
二日目は 後ろの席まで参加者が座ることになるのでマイクを使って
セミナーを実施した。
③ その他
初日については 事前の申込者が全員来られるまで 学生会館までの
案内役として、駐車場に当社の古谷を待機させることにした。
(2) 講演(起業家体験談)・体験講習の内容
【15日の内容】
○上林氏によるセミナー開会の宣言
○山口市経済部商工振興課高橋氏よる山口市の起業支援環境の紹介
・セミナー開催の挨拶
・山口市の起業化支援環境について紹介
○上林氏による異業種交流会で見てきた最近の若者の傾向
起業の体験談及び起業する時のアドバイス(プレゼン資料1)
・参加者全員起立による体操
・参加者ひとりひとりによる自己紹介(学生17人、社会人5人)
・商売の基本は買い手に購買の決定権がある
・異業種交流会で出会った若者達・・・mbs山本社長の成功例
・売上の創出なくして課題の解決なし
・ビジネスモデルを考える時のキーワード「不」について
・PREP法による効果的なプレゼンテーションの仕方
・新規事業計画策定フレームワークを元に起業に必要なスキルの説明
・メンタルヘルス研究会の結果より現在の若者の問題点について
○玉井による山口市の特徴と山口市で起業することのメリットについて
・山口市は公務員の街でありお金儲けすることを特別なことと考える
・山口市の産業は公務員を対象にしたサービス産業が中心である
・成功しているお店は既存店の欠点が良く見える市外から来た方が多い
・山口市で起業することのメリットは、公共サービスが充実していることである
○前田氏によるビジネスモデルを考える時知っておくべき法律について
・起業するということは自分のライフプランを描くのと一緒である
・中小企業にとって一番大切なのは営業である
・法律を知らなかったでは許されない時代になったので勉強しなさい
・法律は守る為に使う場合と、攻める時使う場合がある
・コンプライアンスとはリスクマネジメントである
○上林氏による初日セミナー閉会の挨拶
・行動なくして結果なし、とにかく行動を起こしなさい
・知識は体験を通してのみ技術になる
○参加者が帰られる際、前田氏のプレゼン資料を手渡した。(配布資料3)
【16日の内容】
○上林氏によるセミナー開始の挨拶
・前日の内容についての復習
・PREP法について、前日の説明に追加(配布資料4)
○森屋氏による創業のための決算書入門
・決算書の基礎について(配布資料5・6)(プレゼン資料3)
・経営分析の進め方(プレゼン資料4)
・損益分岐点の算出方法と応用(配布資料7)(プレゼン資料5)
・ビジネスの3大要素は、3に実力、2に運、そして1が曳きである
○山口市経済部商工振興課高橋氏よる閉会の挨拶
○参加者が帰られる際、森屋氏のプレゼン資料を手渡した。
5.まとめ
体験談・講習内容の打合せは 10月から1月までの4回 邂逅の会の
メンバーが全員集って行った。10月は 2回集り体験談・講演の内容に
ついてアイディアを持ち寄った。11月は1回集り森屋氏のプレ講演を
実施し内容の検証を行い 12月にも1回集り前田氏のプレ講演を実施し
内容の検証を行った。1月は本番前に1回集まり各講演・談話の内容に
ついて最後の検証を行った。
邂逅の会では コンテンツを製作するにあたって ひとつ取り決めを
行った。それは 講演・談話の内容については 参加者が若者だから
といって この程度でいいだとろうといった妥協はしないということである。
一般社会人が聞いてもなるほどと思い 現場でも十分生かせる内容を
各講師が準備することにした。その評価については、参加者のアンケート
から高い評価を頂いたことをみても 我々の狙い通りだったと考えている。
また セミナー終了後 我々に声を掛けて頂いた学生さんや社会人の
参加者の意欲的なお話を聞いて 我々が拡販時に感じた山口の閉塞感は
今回の参加者の前向きな姿勢があれば 吹き飛ばしてしまうことも
可能ではないかと頼もしく思った。(配布資料11)
今回のような起業に関心がある方に向けたセミナーは 現在の好調な
求人倍率を考えると 人を集めるのはなかなか難しいセミナーといえる。
我々も、かなりの時間を割いて 山口市全域を回ってセミナーの案内を
して歩いたが、参加人数がもう少し多ければと少々残念である。
セミナーをどこで知ったかというアンケート結果を見ると 知人からの
紹介が多く それに続くその他のジョブサロン 学内メール(2)
就職支援室 学内掲示板と続き 一応 我々が実施した広報活動は
効果があったと言える。また 審査員指導項目のフリーペーパー
ほっぷからの申込者も2名あり広告の効果があったと言える。
今回のセミナーは 邂逅の会のメンバーが司会も講師も担当したので
当日の講演の準備や 配布資料の準備 セミナーの進行等
特にトラブルもなく終わった。これを機会に 今後も邂逅の会は
起業化を考えている若者を支援してゆくつもりである。
以上
別紙資料
◇プレゼン資料1 最近の若者の傾向 山口での企業に必要な基本的発想
◇プレゼン資料2 ビジネスモデルを考える時知っておくべき法律
◇プレゼン資料3 決算書の基礎
◇プレゼン資料4 経営分析の進め方
◇プレゼン資料5 損益分岐点の算出法と応用
◇配布資料1 新規事業計画策定のフレームワーク
◇配布資料2 ビジネスモデルを考える時知っておくべき法律
◇配布資料3 ビジネスモデルを考える時知っておくべき法律
◇配布資料4 PREP(プレップ)法
◇配布資料5・6 貸借対照表・損益計算書
◇配布資料7 山口PC販売㈱の損益計算書
◇配布資料8・9・10 決算書の基礎・経営分析の進め方・損益分岐点の算出法と応用
◇添付資料1 平成19年度若者起業啓蒙セミナー作業工程表・講師打合せ
◇添付資料2 リーフレット
◇添付資料3 HPのページイメージ
◇添付資料4・5・6 広告ゲラ・ほっぷ12月21日号・1月11日号
◇添付資料7 集客
◇添付資料8・9・10 山口大学案内・山口県立大学案内
◇添付資料11 若者起業啓蒙セミナー「起業家入門講座」 アンケート結果
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