2011年4月4日月曜日

法の遵守と危機管理

さて 失敗から学んだ多くの中で

特に大切だと思ってことは ありきたりなんですが

法の遵守と危機管理なんですね

 

企業倫理と法令の遵守のことを

コンプライアンスと言うようですが

正に 会社に欠けていた事項なんですね

企業が瓦解するときというのは

原発が壊れてゆくようなもので

何をやってもダメでしてね

ただ ただ 崩れてゆくのを見るしかないんですな

 

もうひとつ学んだことが 危機管理なんですね。

危機管理には ふたつの視点があります

危機に陥らないための危機の予防 (リスクマネジメント)

発生した危機への対処 (クライシスマネジメント)

こうやって書いているだけでも 心が乱れてしまいますな

それほど 会社というのは 生き残ってゆくというのは

大変なことということですね

天秤

そこで いつも申し上げていたのは

小さな会社の経営者として求められるものは

新規事業の開拓

見込み客を探す

経営戦略の策定

資金調達

人材育成

優良顧客の維持管理

それと 危機管理 法の遵守

この話の重さは なかなか分かって貰えませんでした

keiei

2011年4月3日日曜日

回避は出来なかったか?

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会社がグラグラと傾き始めたとき

私に向かって 社長が良く言っていたことに

お前と出会わなければ良かった ・・・ という言葉があります

その言葉を思い出す度に いまも 腸が煮えくりかえりますが

せっかく上場まで果たせたのに

市場から消えてしまう結果になったけれど

どこかのタイミングで 転落からの回避は出来なかったのだろうか?

どこが 健全と転落との分岐点となったマイルストーンだったのか?

いろいろ考えてみるわけですが ・・・

 

上場する前に ・・・

貧乏で 牛丼か地下鉄の切符かの選択をしなければならない

そんな時にこそ 役員同士で お金についてもっと話を

しておかなければならなかったなと思いましたね

お金を稼ぐことだけに 会社の目的を置いてしまうと

個人のパフォーマンスのぶつけ合いみたいになってしまい

経営の本質である 凡人を非凡にする組織力という発想が

馬鹿みたいになっちゃうんですね。

 

会社の将来を考える時 ・・・

安易に上場を目指すという選択をしてしまった為に

法律の怖さや 上場後の業務の煩雑さ

人材の育成や 世間の厳しい目といったことに対する

準備が出来ないまま 上場のレールに乗ってしまったので

武器を持たずに 戦場に送り込まれた そんな状況でしたから

やはり いま思えば 上場するという覚悟を

社員全員で共有することが必要だったと思っています。

上場時のインセンティブ ストックオプションばかりすが

気になって 準備すべき事項を蔑ろにしてしまうんですな。

 

会社として ・・・

情報の共有化と 権限の健全な移譲

それと 悪癖を浄化しようとする改革の力を受け入れる覚悟

これらを チャンとルール化していないと

必ず組織は 行き詰まるということです。

当時は 全ての権限が社長に集中していた為

お金やトラブルといった都合の悪い情報が社長の処で

寸断されてしまい 組織としての浄化機能が全く働きませんでした

 

そのため 会社の利益 いや 個人の都合が優先され

法の遵守や危機管理といたものには

目をつぶる なんていうことが行われていたわけです

こうなっちゃ もう 会社としておしまいですわな。

 

やはり 社長の言った

お前と出会わなければ良かった ・・・ という言葉は真実なのかもしれない

出会った為に いろいろな不可能が可能となり

可能となった為に リスクが増大し

そして あるとき 逃げ場のない破局へと向かった

そう 出会ったときから 破局は用意されていた ・・・ と

考えた時 私の怒りは静かに治まったのです

全ては 無知な自分が招き入れた結果だったと思えたわけです

 

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驚愕の事実

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揺れ動く会社を 立て直そうといろいろ行革を試みるわけですが

会社は 社長室を中心とした派閥と その他という形で

ドンドンその溝は深まるばかりで まさかの沈没の影も

見え隠れするようになってまいりました

 

ある役員会議のことです

当社の強みは手形を発行していないことだという

話し合いをして散会して30分もしない内に

青い顔をした社長が近づいて来てひと言

「手形が落ちない」 と言い出した

手形を振り出していないのに ・・・ なぜ期日が来るの?

 

l経理から緊急の電話が入ってきた

「金庫にお金がありません」 ・・・ 金はどこに行った?

 

社長が六本木・麻布に接待用の店を作ったと自慢

そんな接待をしなければならないような仕事はしていないと

反論しても 作ってしまった後 ・・・ もう許せない!

 

何を考えているのか もう全くわけが分からなくなりました

温泉付き養護老人センター向け不動産を買収した?

自家用車として何台も外車を購入した?

紹介された3億のM&Aを、鵜呑みにして進めてしまっていた!

 

転落へのスパイラルは加速されるばかりでした

 

とうとう ある役員会で

社長の目に余る言動に対して追求することになり

社長の派閥を残して 役員全員の辞任を議決し

私も退社する運びとなったのです

ここからは 世間を騒がせる事件へとなるわけですが

あまりにも 多くのことが同時に起こりましたので

ここで語るのは止めておきましょう

ご縁がありましたら 直接 私から話を聞いてみて下さい

なかなか普通の生活では経験出来ないことを

一杯話してくれると思いますよ ・・・ 

スライド9

社長が変貌

会社の成長と共に 経営者・社員に求められる

モラルやスキルというのは 変わってゆくものだと

覚悟しておかなければならないと思うのですが

なかなか難しいようでして 会社の急成長に

経営者も社員も付いて行けなくなってしまいました。

 

社長の言動が急変したのです

いつも社員の生活を気にしていた 思いやり一杯の社長が

社員の悪口を 人前で平気で言うようになったんです

「馬鹿ばっかりや」

 

服装が急に派手になったんです

「トラ柄の裏地」

 

仕事ではないと思われる電話が増えました

「社長いらっしゃるかしら」

 

秘密が増える

社長室にこもり 一部の社員tとだけ話をするようになり

会議に出席したがらなくなってしまいました

「うるさい」

 

経理・財務について語らなくなる

「任せろ・監査役と相談する」

 

業務提携・M&A・パテント契約といった

リスクの高いビジネスでありながら事後承諾ばかりになりました

「決めたから よろしく」

 

癌の手術でしばらく休職していた私の目の前に

突きつけられた現実を 冷静に受け入れることは難しく

腹の立つことが多くなると同時に 気持ちが萎えてゆくんですね

勝手にしやがれってね ・・・

 

でも 上場に至までには 超えなければならない

山が本当に沢山ありましたから

上場を果たした途端 天下を取った気になった

社長の気持ちも分からないわけではなく

社会的責任のある会社になったことを肝に免じ

リデザインに必死になる日々が続くことになるわけです。

 

スライド8

2011年4月2日土曜日

めでたく上場は果たしたものの

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めでたくヘラクレスに上場するにはしたんですが

突きつけられた現実はなかなか厳しいものでした。

パニックに陥った組織は 根本的な問題解決をせずに

次のステージにゆくことは出来ないわけで

スタート時に感じた 不安は 破綻への道へと

つながっていたことは 後で気が付いたわけでして

とにかく ハチャメチャな毎日を乗り越えていたという感じでした

 

会社情報の開示に伴う煩雑な作業

証券取引所 監査法人 監査役から求められる

膨大なドキュメントの制作や説明に時間と労力が取られてしまい

専門の人を追加で雇わざるを得ませんでした

 

株主への配慮

当時は 企業は株主のモノという考え方が主流でしたから

時間に関係なく入る株主からの電話への対応に

本当にクタクタでした

 

とにかくお金が掛かる

信託銀行 コンサルタント 監査法人へ支払う多額の管理費用は

IT企業の薄利なビジネスには 重たくのし掛かっておりました

 

ウソとマコトの情報が交錯して入ってくる

どう考えても怪しいパテントや業務提携 M&Aの案件が

どこからともなく入ってきて 本来の事業に集中出来なくなる

 

業務の急増に伴う人員の補強

中途採用の急増によって 企業のモラルは多様化してしまい

社内は大混乱に陥ってしまっておりました

「私の経験からするなら こうすべきである」と

みんなが言い出したら どうしようもないですよね

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失敗から学ぶ

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上場の準備を進める中で 事業の目的がまとまってゆきました

こうやって 事業を括ってゆきますと

会社の将来としては ホールディングカンパニーを目指そう

なんて元気な話をすることになるわけでして

上場することのメリットが見えた気でおりました。

 

アミューズメント

 ゲームソフトの受託開発

モバイルサービス

 携帯電話HP制作や音楽配信EDIの開発

ナレッジマネージメント

 ドキュメント管理システムの開発・販売

パッケージソフト

 テキストマイニングツールの開発・販売

データ解析サービス

 データ・テキストマイニング分析受託 市場調査請負

社会人教育支援サービス

 e-learning コンテンツの開発・販売

M&A

 パテントをベースにした新規事業

スライド6

2011年4月1日金曜日

上場前の事業内容

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当時流行のベンチャー企業でしたから

お金になることなら 何でも食いついて

売上につなげるという活動を続けていたので

事業内容に整合性があるようでないといった状況でした。

 

PC教室の運営(500人規模)厚生労働省の業務委託

 デジタルデバイド対策事業ということで始めた

 パソコン教室事業です

 

任天堂、ナムコ、バンプレストの受託ソフト開発

 会社を大きくした事業の根幹をなしたのが

 このゲームソフトの開発です

 

専門学校、大学向けCG研修環境の企画販売

 パソコン教室事業の延長で インフラの提案ですね

 

CADデータのデータ変換サービス

 当時は 紙の図面を電子化するということが

 ブームになっておりまして その請負サービスですね

 

CAD入力作業の受託

 もともとCADのオペレーターを派遣したいた事業が

 発端となって成長した会社でしたからね

 

WEB環境構築サービス・ドキュメント管理システム販売

 SI企業として成長してゆく為に取り組んだビジネスです

 

雇用能力開発機構からの調査業務請負

 会社の付加価値となっていたものです

 ポリテクセンターのカリキュラム設計には

 深く係わっておりました

 

こうやって並べてみますと 会社にパワーを感じますね

やはり 上場しようとする会社はというのは

勢いがあるんですね

スライド5